みなさんは定額で書籍が読み放題になるサービスを利用していますか?最近は月額500円前後で雑誌やマンガが読み放題になるサービスが多く、雑誌やマンガをよく読むという方であれば契約しておいた方が良さそうです。しかしこれから契約を考えている方にとって、数あるサービスの中からどれを選べばいいのか悩んでしまう方もいるでしょう。そこで今回は有名な電子書籍読み放題サービスをいくつかピックアップし、それぞれの長所と短所を分かりやすく伝えていきます。
Contents
後悔しない電子書籍読み放題サービスの選び方
現在さまざまな読み放題サービスがあり、それぞれに特徴があります。契約してから後悔しないためにも、自分に合った電子書籍を選ぶ必要があります。
読みたい書籍があるか
サービスを選ぶ際に最も重要となるのが、自分が読みたい書籍があるかどうかでしょう。サービス毎に「雑誌に強い」、「マンガに強い」、「一般書籍もある」など特徴が分かれているので、まずはどのジャンルをメインで読みたいかを決めます。その後、該当するサービスの中から、自分が読みたい書籍があるものを選びます。
自分が読みたい書籍があるかどうかは、サービスによってはトップページから検索できるものもあれば、契約して使ってみないと分からない場合もあります。詳しくは後述しますが、無料体験期間を利用することで実際に使いながら読みたい書籍を探すことができます。
料金は元が取れるか
料金に関しても重要な判断材料となるでしょう。意識するのは、自分が普段、書籍に毎月いくら使っているかです。自分が毎月使っている額と、サービスの月額料金を比べ、サービスの方が安いのであればそれは元が取れるということになりますよね。
もし毎月使っている額とサービスの料金がほぼ同じだった場合はどうすればよいでしょうか?考え方としては2通りあります。1つ目は、「自分が普段読んでいる書籍以外の書籍にも手を出してみたい」というパターンです。この場合であればサービスに加入した方がお得だと言えます。2つ目は、「普段読んでいる書籍だけでいい」場合です。この場合、書店で購入した本を読み終わったら売るという行為ができるので、サービスに加入しない方が安く済むかもしれません。
無料体験期間を利用しよう
電子書籍読み放題サービスの選びで失敗しないためには、無料体験期間を利用して自分に合っているかを確認することが重要です。基本的に無料体験期間は1カ月程度であることが多いです。この間に、自分が読みたい書籍はあるか、アプリなどの使いやすさ、読みやすさはどうかなどをしっかり確認しておきましょう。
無料体験期間はサービスと契約後、自動的に発生します。無料体験期間中に退会すれば料金は一切かからないので、複数のサービスと契約してみて比べてみるのも良いかもしれません。
各サービスの比較とメリット&デメリット
それではお待ちかねの、おすすめサービスの紹介をしていきます。まずは以下の表に各サービスの特徴をざっくりとまとめてみました。
サービス名 | 料金(月額) | 雑誌数 | ジャンル | 無料期間 |
dマガジン | 432円 | 250誌以上 | 雑誌 | 31日間 |
楽天マガジン | 410円 | 250誌以上 | 雑誌 | 31日間 |
Tマガジン | 432円 | 450誌以上 | 雑誌 | 1カ月間 |
ブック放題 | 540円 | 300誌以上 | 雑誌、マンガ | 1カ月間 |
Kindle Unlimited | 980円 | 不明 | 雑誌、マンガ、一般書籍 | 30日間 |
書籍数ですが、すべてのサービスに含まれている「雑誌」の数のみ掲載しました。マンガなどの数は各サービスの紹介で併せてお伝えします。
メジャーな雑誌が多いdマガジン

ドコモが運営する、雑誌のみ読みたい方におすすめのサービスです。楽天マガジンとの違いは、料金が若干高いですが、よりメジャーな雑誌が多い印象を受けました。2019年9月時点で雑誌数は256誌です。
メリット
- 楽天マガジンよりメジャーな雑誌が多い
- dポイントが貯まる
デメリット
- 楽天マガジンより高く、雑誌数が少ない

安く雑誌を読める楽天マガジン

こちらは楽天が運営する雑誌読み放題サービスです。月額料金はdマガジンより安く、年間プラン(3888円/年)ならさらに安く済みます。2019年9月時点で雑誌数は283誌です。
メリット
- 楽天マガジンより安く、雑誌数が多い
- 楽天スーパーポイントが貯まる
デメリット
- 楽天マガジンよりメジャー雑誌は少なめ

コスパ最強のTマガジン

TSUTAYAが2019年5月運営するサービスです。2019年9月時点で雑誌数は456誌です。値段と雑誌数を考えると雑誌読み放題サービスの中では1番コスパが良いです。コミック誌も扱っており、マンガも読めます。最近開始したサービスなので、アプリなどは不安定な面があります。
メリット
- 雑誌読み放題の中ではコスパ最強
- マンガ(コミック誌)も読める
- Tポイントが貯まる
デメリット
- アプリが不安定
雑誌もマンガも読めるブック放題

雑誌だけでなくマンガも安く読みたいという方におすすめです。ソフトバンクが運営しています。2019年9月時点で、雑誌数は322誌、マンガ数は2万冊以上です。料金は安いですが、マンガは比較的古いものが多い印象です。
メリット
- 料金が安い
デメリット
- マンガは古いものが多い
さまざまな書籍が読み放題のKindle Unlimited

Amazonが運営するサービスです。料金は高めですが、雑誌、マンガのほか一般の書籍も読み放題の対象になります。雑誌数は不明ですが、マンガは2万冊以上、一般書籍は12万冊以上あります。
メリット
- さまざまなジャンルの書籍を読める
- 取り扱い数が多い
デメリット
- 料金が高め
