「メルカリ」は日本で一番利用されているフリマアプリです。利用者数が多く商品のジャンルもさまざまなので売ったり買ったりするのに便利ですよね。今回はメルカリ初心者やまだ利用したことがない方向けに、メルカリでの出品方法や知っておくと便利な知識をご紹介します。
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メルカリとは

「mercari(メルカリ)」とは2013年より株式会社メルカリが運営するフリーマーケットアプリのことです。利用者数は国内のフリマアプリでは最大で、ダウンロード数は7000万を突破しています。利用者数が多ければ多いほど自分の商品を買ってくれる客が多いということになりますので、フリマアプリをまだ利用したことがないという方はまずメルカリを使って見ることをおすすめします。
メルカリの商品発送方法
メルカリで何かを売りたいという場合にまず知っておかなければならないのが、商品の発送方法です。メルカリには何種類かの発送方法があり、初めての人だと発送に手間取ってしまうかもしれません。そんな方のためにメルカリでの商品発送方法を紹介します。
どんな発送方法があるの?
メルカリでの発送方法は大きく分けて9種類あります。主に送る商品のサイズ、特徴、どこから送るかで利用する発送方法が変わってきます。各発送方法とその条件を以下にまとめした。
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- レターパック
- 普通郵便(定形・定形外)
- 宅急便
- ゆうパック
- クリックポスト
- ゆうパケット
- ゆうメール
各発送方法の説明は以下のリンクから見ることができます。
どの発送方法にするべきなのか
発送方法を選ぶ際の基準になるのが、「商品のサイズ」と「どんなオプションをつけるか」です。サイズはタテ、ヨコ、厚さと重さで決まります。オプションは追跡サービスや匿名配送、壊れた際の補償などがあります。
メルカリでは商品のジャンルごとに明確な梱包の規則が決められています。この規則を破るとトラブルの原因にも繋がるので気を付けましょう。規則通りに梱包した後は、緩衝材や封筒なども含めてサイズを測る必要があります。「A4の封筒」に収まるかどうかで料金が変わってくるため、ひとつの基準として覚えておくと良いでしょう。
オプションはさまざまな不安を解消してくれます。基本的に後付ではなく、各発送方法ごとに自動でついている場合が多いです。以下に主な発送方法ごとのオプションをまとめた表を載せます。
宛名書き不要 | 補償 | 匿名配送 | 集荷サービス | 追跡サービス | |
らくらくメルカリ便 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ゆうゆうメルカリ便 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
レターパック | × | × | × | 〇 | 〇 |
普通郵便(定形・定形外) | 〇 | × | × | × | × |
宅急便 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
ゆうパック | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
クリックポスト | 〇 | × | × | × | 〇 |
ゆうパケット | 〇 | × | × | × | 〇 |
ゆうメール | 〇 | × | × | × | × |
どの配送方法にすればいいかわからない場合は、以下のリンクの「配送ナビ」からサイズを指定して検索することもできます。
とにかく安く発送したい人におすすめの発送方法
しっかりと梱包をしたうえでA4サイズの封筒(34cm×25cm)に収まれば最安値に抑えることができます。今回はA4サイズに収まる場合のおすすめ配送方法を紹介します。
メルカリ便

安く済ませたいけどオプションもつけたい場合、「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」がおすすめです。ほぼすべてのオプションがつき、送料は売上金から引かれるため別途払う必要がないのも特徴です。厚さが3cm以内であればゆうゆうメルカリ便のゆうパケットが175円と最安になります。
普通郵便(定形・定形外)
商品が100g以下の場合、最も安く配送できるのが「普通郵便」です。最安で140円から配送でき、ポストに投函するだけで配送できます。定形・定形外(規格内)・定形外(規格外)の3パターンあり、それぞれ規格と送料が異なるので確認しておきましょう。また普通郵便はオプションやサービスがつかない点にも注意が必要です。
手数料を節約する方法
メルカリでは商品の発送時や購入時に手数料が発生します。手数料は出品方法や購入方法によって変わってくるため、賢く利用すれば出費を抑えることができます。今回はそんな手数料をできるだけ安く済ませる方法を紹介します。
どんな手数料があるの?
メルカリでは、「販売手数料」「支払手数料」「振込手数料」があります。このうち出品者側に発生するのは「販売手数料」と「振込手数料」になります。
種類 | 内容 | 費用 |
販売手数料 | 取引時に出品側にかかるコスト | 販売価格の10% |
支払手数料 | 購入側の決済方法によってかかるコスト | 0~300円 |
振込手数料 | 売上金を銀行口座へ振り込む際にかかるコスト | 200円または400円 |
出品時の手数料を抑える方法
販売手数料は減らせない
販売手数料は一律で10%固定のため、減らすのは難しいです。楽天が運営する「ラクマ」というフリマアプリであれば販売手数料は3.5%と格安なので、販売手数料が気になる人は「ラクマ」を利用するのもおすすめです。
振込手数料を減らす

売上金を銀行口座へ振り込む場合、1回につき必ず200円かかってしまいます。そのためできるだけ回数を減らし、1回でまとめて振り込むようにすることで節約ができます。
またメルカリのスマホ決済サービスである「メルペイ」を利用すれば銀行口座へ振り込む必要なく売上金を買い物などに使うことができます。メルペイはメルカリでの売上金をポイントに交換するアプリです。1円=1ポイントなので手数料がかかる心配もありません。メルペイのポイントはコンビニやスーパー、飲食店で使うことができます。
その他の費用を減らす
梱包費や送料を減らすことで売り上げを上げることができます。例えば売る商品が10000円、送料費用などで500円かかるとします。このときの手数料は1000円で、売り上げは8500円になります。しかし梱包費や送料費用が300円で済めば売り上げは8700円になります。既に最安の方法をとっている場合はそれ以上減らすのは難しいですが、節約できる余地があれば是非やってみましょう。
まとめ
メルカリはネットが使えれば誰でも利用できるサービスです。いらないものを処分するよりも売ったほうが環境にも優しく、お金も貰えるのでお得です。まだメルカリやフリマアプリを利用したことがないという方は是非使ってみることをおすすめします。